山の樹々に囲まれた緑豊かな環境の中に佇む、Ben Houseのオフィス。
四季のうつろいを身近に感じながら、人と人が自然と集い、交わる“開かれた場”を目指して設計されました。
外観
一見、ショップやギャラリーのようにも映る洗練された佇まい。
深く出た軒と縁側のようなウッドデッキが、和の趣とモダンなシャープさを絶妙なバランスで融合させています。

室内
室内は木の温もりに包まれ、軒下まで伸びる木天井が外とのつながりを感じさせる開放的な空間に。アクセントにはコンクリートの打ち放しを配し、素材のコントラストが心地よい緊張感と豊かさを生み出します。
自然、建築、人が穏やかに交差する、Ben Houseの思想を体現した空間です。



「お客様と一緒に住まいづくりを思考する場所」
(設計担当の声)
「お客様と一緒に住まいづくりを思考する場所」、また、スタッフが「穏やかな気持ちで仕事に打ち込める快適な空間」となるよう思いを込めて計画しました。
大通りより敷地内へと入ると、ガルバニウムの大きな屋根が視界に飛び込みます。スロープを上がると木の素材感あふれるフラットなBen Houseが出現。

執務スペースはスロープの正面となる為、目隠し塀や樹木を配置し視線を遮ってくれるようにしました。
外観については、森の中で見つけた「カフェ」、緑に溶け込む「別荘」のような胸踊る素敵な佇まいの建物になるよう検討を重ねていきました。
建物周囲には樹木を植え、栗石を敷きならべ、自然に囲まれた外観となるよう、また外壁や軒天を杉板張りにし、和の要素を取り入れながらも洗練されたものになるよう心掛けました。

平面的には、お客様スペースと執務スペースを、エントランスから左右に分けて配置しました。奥でつながるようにし、不用な接点を回避した動線としております。

内観については、エントランスからドアを開けると、コンクリート打放の大壁としRC造の醍醐味を表現。床はウォールナットの無垢材、天井は杉板張りとし、自然素材をふんだんに取り入れ素材感を確かめられるようにしました。

スタッフのイートインスペースはペニンシュラ型キッチンにしました。収納部分は黒のフレームと無垢板の組み合わせで、鉄と木の質感が感じられるようにし、お客様にも体現して頂けるようにしております。

小さなお子様が安心して遊べるよう、クッションマットを敷いたキッズコーナーでは絵本や子供向けDVDなどを用意しております。ベビールームでは、ベビーケアマットを置き、赤ちゃんのオムツ替えや授乳が出来るようなスペースを作っております。
