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2025.09.17 [水]
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メルマガBen Mail〝コンクリート打ち放しのメリットやデメリット〟

VOL.20 TOPIX より抜粋

Ben House では、家づくりに役立つコンテンツや最新イベントのご案内など、これから家づくりを検討される方や今の住まいでより良い暮らしを模索中の方へのヒントになればという思いを込めて、Ben Mailをお届けしています。

コンクリート打ち放しのメリットやデメリット

注文住宅を建築している当社は、主に木造〈木造軸組み工法〉での施工を行っておりますが、RC造〈鉄筋コンクリート造〉での施工も行っています。
ですので、木造住宅の室内にコンクリート打ち放しを効果的に取り入れるといったハイブリッドな施工も可能です。

【コンクリート打ち放しって?】

そもそも〝コンクリート打ち放し〟ってご存じですか?

コンクリート打ち放しとは、本来住宅の構造体(柱、床、梁などに代表される骨組み部分)として使用することの多いコンクリートを、仕上げとして採用している壁です。

最近では、おしゃれなカフェや美容室などの店舗内装でも多く採用されているコンクリート打ちっぱなし。一般住宅でも採り入れているお宅もちらほら増えているようです。

【メリット➊ 独特の素材感を室内で楽しめる】

その最大のメリットは、室内壁をコンクリート打ち放しにすることで、コンクリート独特の素材感を室内で楽しむことができること。

シンプルで無機質な印象のコンクリート打ちっぱなしですが、その無機質なグレーはどんなテイストとも相性が良く、ワンランク上の空間を演出できます。特に無垢材との組み合わせは、木のぬくもりがコンクリートの冷たさを上手く抑えてくれるのでおすすめです。

【メリット➋ パッシブデザインの蓄熱利用】

また、パッシブデザイン〈太陽光や風といった自然エネルギーを住まいづくりに取り入れることで、四季を通じて快適で省エネな暮らしを実現する〉を積極的に取り入れている当社は、コンクリートの蓄熱利用の効果も考慮しています。

熱容量が大きいコンクリートは、夏場に触るとひんやり感じますが、これは冷たい熱を蓄えているためです。暖めるのは時間がかかりますが、一度暖まれば熱を保持する特性があります。これらを上手に活用することで、夏には湿度を低下させてエアコンを節約し、冬には家を暖めることができます。

【メリット❸ 遮音性が高い】

他にも、コンクリート壁は遮音性が高いため、オーディオルームや楽器演奏用の部屋を作る場合、コンクリートの間仕切壁にして、好みに応じて打ち放し仕上げにすることもあります。

【デメリット➊ 汚れやすい】

コンクリート打ちっぱなしの壁には、通常の壁紙よりも汚れやすいという特徴があります。コンクリートは、水分を吸収しやすい性質を持っているため、水分をこぼすとシミになりやすい。また、壁面に凹凸があるため、埃やカビがつきやすく、お掃除に手間がかかることも。
コンクリートの壁は、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出できますが、汚れには注意する必要があります。

【デメリット➋ 強度が非常に高い】

また、壁に何かを飾るときは注意が必要です。コンクリートの壁は、木造の壁と違って強度が高くても柔軟性が低いので、簡単に穴を開けたり、フックをつけたりできません。

同様に、コンクリートの壁に埋め込まれているコンセントなどの位置を変えることも難しいので、あらかじめ配線の配置を考えておく必要があります。せっかくの新築なのに配線丸見え!なんて空間にはしたくないですよね。

このように、少し扱いが難しくデメリットもあるのですが、やはりモダンでスタイリッシュな雰囲気があり、デザイン性が高いコンクリート打ち放し。

型枠事業も行うBen Houseだからこそできるこの強み!をこれからも全力でアピール&おススメしていきます!!